GTD+Rをやってみる

 最近、思うところがあって、タスク管理方法として、GTD+Rを試してみています。

 先日ご紹介したとおり、日々のタスク管理は、A6サイズのリングノートにその日のタスクリストを記載するという方法で行っています。この方法は、「その日にやるべきことが一度に見られる」という点でとても重宝しています。

 しかし、これだけでは、明日以降にやるべきことをどのように管理するか、という問題が生じます。今までは、「今日やらないリスト」とでもいうような、明日以降やるべきことのリストを別に作成し、それで管理することで、把握漏れだけは回避していました。ですが、

  • 1枚のリストの中に、明日やるべきこと、今週やらなくてもいいこと、今月やらなくてもいいこと、というように、タイムスパンの異なるタスクが含まれており、把握が困難。
  • 明日以降にやる細かいタスクと、長期的なプロジェクトのような大きなタスクとが同じリストに記載されてしまい、管理上問題がある。
  • 大きなプロジェクトについては、それをさらに細かいタスクに細分化する必要があるところ、単純なリストでは、それらプロジェクトごとにグルーピングして把握するといったことが難しい。

といった問題点があり、「今日やらないリスト」はその中身が混沌としてしまい、タスク管理上、困った状態になってしまいました。


 そこで、GTD+Rです。

 GTD+Rでは、「今日」「今週」「今月」「いつか」という4つの区分でタスクを管理するので、1枚の紙で把握するより、やるべきこととそうでないことがはっきりします。

 また、1タスクを1枚のRHODIAに記載するので、プロジェクトのような大雑把なタスクを書いてしまっても、1枚のメモ用紙の中で案を練ったり、タスクを細分化したりといった作業が可能です。

 後者の使い方は、GTD+Rの本意ではないような気もしますが、せっかく紙1枚使うのですから、有効活用しないと(^^;


 そのようなわけで、GTD+R、自分が今問題にしている、今日やらなくていいタスクの管理と、プロジェクトの細分化作業に効果的なのではないかと考えています。少し試用してみたいと思います。