新たな身体器官としてのPDA

 先日紹介したこちらの本では、PDAについても触れられています。
 しかし、PDAは、やや中途半端な存在という位置づけのようです(^^; スタイラスによる手書き入力がより強化されれば、紙のメモ帳の置き換えになるのでは、と著者は考えているようですが。

 そんなメモの代用ということよりも、個人的には、その本に書かれている「新たな身体器官としてのPDA」観の方により興味を引かれます。常に持ち歩くPDAは、ある意味身体の一部であり、脳の補助ツールであるとともに、ネットへのアクセスを可能とする新たな感覚器であるとも言えます。携帯電話と重複する部分ではありますが、そういった新たなサポートツールとしてPDAをとらえた方が、何だか楽しい気がします。