本のメモを作る

 最近、本はほとんど通勤電車の中で読んでいます。必ずしも落ち着いて読める環境ではなく、また、読みたい本がいくつもあるので、自ずと流し読みに近い読み方になっています。

 読むときは、ざっと読み流しながら、大事だと思ったところ、興味を持った部分などに付箋を貼ります。
 全部読み終わったら、付箋部分を中心に読み直しつつ、付箋部分を抜き出してメモを作ります。メモは参照用データとして保存するほか、ブログの原稿に使うこともあります。


 実のところ、この「メモ化」作業がなかなか悩ましい部分です。


 本を見ながら直接テキストデータ化しようとすると、本を開いたままメモを入力するという作業が必要になります。そのためには、通常、片手に本を持って、もう一方の手だけで文字を入力しなければなりません。
 本を開いたままにしておけるツールもありますが、机の上のように、本を置いておける場所があればともかく、通勤電車の中では、本を持つためにどうしても片手が必要です。

 本に貼った付箋にポイントを抜き書きし、それをはがしてメモ帳などに並べて一覧しながら入力するという方法もやってみたのですが、

  • ポイントのみを抜き出すと、前後の文脈が分からず、断片的な情報になりがち
  • 付箋にメモが書ききれない場合がある
  • メモした自分の字が読めない(揺れる電車の中でメモした場合は特に)こと(^^;
  • 電車の中では、結局、付箋一覧自体を手で持つ必要があること

などから、あまり効率的とは言えませんでした。


 最近は諦めて、本を片手に持ちながら、アドエスのテンキーを使って文字を入力してメモ化しています。

 もう少し効率的な方法があるといいのですが。