REAPERと初音ミク

 REAPERは、DTMマガジンを見ながら使ったということもありますが、結構お手軽に使えて、私のような初心者にはいい感じです。

 高機能なDAWには、ReWireという外部音源との連携機能があり、初音ミクの動作を簡単にDAWと連動させることができるそうです。REAPERにはそのような連携機能はありませんが、初音ミクとの連携は、WAVファイルを仲介することで、結構簡単に行うことができます。

 REAPERは、作業に使用しているWAVファイル自体を占有しないので、REAPER上で作業中のファイルを、そのままの状態で別のソフトで編集することができます。編集を終了して上書き保存すると、REAPERはその情報を把握し、開いているWAVファイルに対し自動的に反映してくれます。

 文字で書くと胡乱ですが、要は、REAPERと初音ミクを同時に起動し、REAPERで音を確認しながら、初音ミクで編集ができるということです(編集のたび、WAVファイルを上書きする必要はありますが)。

 エフェクタをかけた状態の声を確認しながら編集できるのは便利です。


 問題なのは、MIDIの方。REAPERにもMIDI編集機能はありますが、必ずしも使いやすいものではないようです。せめてDominoくらいの使い勝手があれば。DominoがWAVファイル書き出しに対応していればいいのですが。

 iTunesを使うとmidをWAVに変換できるようなので、それをさらに間に挟めば、何とかなるかもしれません。