詩を作る方法メモ・その3 文章を作る

 その2の続き。

 いろいろ出してきたキーワードを並べたり、別の言葉を付け加えたりして、文章を作っていきます。私のような曲先行の場合、曲のフレーズに合うように単語を並べていくことになります。

 ちなみに、「くれない慕情」の出だしの部分はかなり苦労しまして、微妙に異なる文章を30以上は作っています(^^; wikiに載せたものだけでも2パターンあるように、最後は実際に歌わせてみて聞こえが良いものを選んだりしています。

 やはり、この作業が一番の肝であり、かつ一番大変なところです。必勝パターンというものはなく、作った曲を何度も聴いているうちに、突然文章が閃くという場合もあれば(雨上がり↑あおぞらとか)、PV並のイメージ映像を頭の中で組み立て、それを文章にするという作業が必要な場合もあります(宵待ち花火など)。そうかと思えば、曲とほとんど同時並行的に歌詞が出来上がってしまう場合もあるので(STARBOWとか)、何ともいえません。

 私の場合、強いて挙げれば、イメージ映像を頭の中に作って、そこから詩を紡ぎ出すのが基本形です。そのため、逆に映像にできないもの、例えば、気持ちを言葉にするなどという場合には、途端に言葉が陳腐になったりします(^^;