京大式ロジカルシンキング

 本屋で何となく手に取った本。

 京大といえば、京大カードとKJ法を思い起こしますが、この本はそれを超える思考法を提供してくれるとのこと。

 まあ、確かに、本の前半で紹介されているハイパーマップ法には、なるほどと思う点もありますが、東大(^^; を含めたいろいろなものにやたらと批判的なことと、最後の方に行くに従い、ロジカルシンキングというよりは、論理学と論理パズルの話になってしまうのがいただけません。これがロジカルシンキングだというのなら、ニコリ読者は全員ロジカルシンキングができるということになりますが。私はニコリ読者ですが(最近読んでないから「でしたが」の方が適切か)、自分がロジカルシンキングできているとは思いません。

 ちなみに、ハイパーマップ法とは、キーワードを書いたカードをいろいろ動かしつつ、論理力とイメージ力を使って最適解を導き出す方法だそうです。