「ほしのうた」をミクに歌わせるまで(その2・その他のパラメータ)

 前回もちょっと触れましたが、その他のコントロール・プロパティについて。

 まず、アクセント、ディケイについては、いずれも50%で統一。これらはDYNの調整で代用することとします。

 ピッチコントロール関係では、ベンドについては、長さ、深さいずれも0%、上行・下行ポルタメントはいずれも使用せず。この辺は、PITとPORで賄います。

 唯一調整したのはビブラート。とはいえ、基本的に使用しているのは、Normal Type 2とSlight Type 2のみ。ミクの声は発音によってビブラートがかかりにくい音とかかりやすい音があり、前者にはNormalを、後者にはSlightをかけています。また、Slight Type 2については、音質調整にも使っています。音によっては、軽いビブラートをかけると声質が丸くなる音があるので、OPEと合わせて、またはその代用で使うといい感じになることがあります。