Pogoplug Browserを入れてみた

 先般コメントでもちょっと触れたのですが、PogoplugのPC用アプリにいつの間にかPogoplug Browserというのが追加されています。
 そもそもはPogoplug Mobileという新製品に合わせて提供されたアプリらしいのですが、いつの間にか普通にダウンロードできるようになっていました。

 My Pogoplugにログインして左上にあるインストールボタンをクリックすると表示されるポップアップ画面の上段にあるのが今までのPogoplugアプリ、最下段にあるのがPogoplug Browserです。

 


 これを見ると、今までのPogoplugアプリには、「Connect your computer to your Cloud」とあり、あたかもPCのデータをクラウドに接続する専用アプリであるかのように書かれており、また、Pogoplug Browserには、「Sync files and media from your computer to your Pogoplug Cloud」と、PCのデータをPogoplugに入れるにはこちらを使うかのように書いてあります。

 実際には、従来のPogoplugアプリもPogoplugドライブ機能を使えばPogoplugに直接データを送り込むことができるのですが、Pogoplug側はPogoplugドライブ機能を使わせたくないと思っているのでしょうかね。*1


 さて、インストールしてみたPogplug Browser、ネタフルさまのところMac版の画面が多数掲載されていますが、PC版もほぼ同じ画面。

 使ってみた感じでは、基本、ブラウザのMy Pogoplugと同じことをブラウザを使わずに行うためのアプリという認識でいいようです。写真、音楽、動画、ファイルといった分類もMy Pogoplugと同様ですし、ドラッグ&ドロップによるファイルのアップロードこそできますが、Pogoplug内のファイルを読み出すには右クリックメニューから「ダウンロード」を選択する方法しかない点など、使い勝手は全く変わりません。
 Pogoplug Browserには、「同期」という機能がありますが、基本的には従前からある「アクティブ・コピー」と同じものなので、My Pogoplugの設定メニューから設定することができます。


 Pogoplug Browser、ブラウザからのMy pogoplugアクセスよりは速度の点などで有利なのかもしれませんが、ブラウザでの使用で特に困っていなければ、あえて使う必要も少ないのかなあと思いました。

*1:まあ、Pogoplugドライブ機能もなかなか安定しませんし、そう思っても不思議はないですが。