PCでAndroidアプリが使えるというBlueStacksを入れてみたが
最近ちょっと旬なネタらしいですね、BlueStacks。
とはいえ、全くウォッチしていたわけではないのですが(^^;
要は、PCでもIS11Tと同様にAK Notepadが使えれば(かつデータ同期できれば)何の問題もないんじゃないのか、というところからの発想で、PC上でAndroidアプリが使えないのかと思い調べてみたところ、BlueStacksというのを発見したという(^^;
BlueStacks - 90 Million Android Users and Counting
ダウンローダーを落としてきて、とりあえず母艦のXPマシンに入れてみたところ、無事インストール終了。*1
起動すると、ウィンドウが開き、その中にAndroidマシンの画面が表示されている感じ。ウィンドウ内でAndroidのエミュレーターが動いているというところでしょうか。
日本語にも対応していて、設定で言語として日本語を選べば、設定画面などは日本語表記になります。
Android Marketは使えませんが、1 Mobile Marketとかいうマーケットに登録されているアプリはダウンロードできるようで、懸案のAK Notepadもダウンロードすることができました。動作も問題なく、サインインすることで、AK Notepadの同期機能もちゃんと動作します。
日本語入力用のアプリも使用可能で、Wnn系やATOKなどは落とせませんが、Simeji Classic、Simeji、Google日本語入力などがダウンロード可能です(ちなみに、Japanese Inputなどと入力して検索すると出てきました)。普通のAndoridマシンのように設定画面で使用するキーボードとしてチェックを入れ、適宜の入力画面でマウスクリック長押しで出てくるメニューで「入力方法」を選択し、IMEを選択。使う時は画面をクリックすると、ソフトキーボードが表示され、入力できるようになります。ソフトキーボードは表示されたままですが、ハードキーボードから入力することももちろん可能。動作は少々遅いですが、もっさり感を感じるほどではありません。*2
LOOX Uに入れてみたが...
母艦で動作確認できたので、今度はLOOX U/C30にインストールしてみました。
LOOX Uにインストールしようとすると、「このマシンのグラフィックドライバが対応していないので、高解像度グラフィックが使えない。高解像度を要求するアプリは動作しないことがある。ドライバを更新後、再インストールすれば解決するかも。」というような表示が出たものの、インストール自体は無事終了し、AK Notepadも無事起動しました。
しかし、日本語入力アプリをインストールしようとしてアクシデント。ダウンロードしてインストールしようとすると、「このアプリは高解像度グラフィックを使用するので、インストールできない。」というようなことを言われて中断してしまいます。上の3つの日本語入力アプリ全て確認しましたが、同じメッセージが出てインストールできません。
せっかくAK Notepadが使えても、日本語が入力できないのであれば意味がありません。やむなくアンインストールしました。
LOOX U/C30のグラフィックチップはインテルのGMA500というもので、ドライバはWindows7を入れる際にインテルのサイトから落としてきた最新版なのですが、それでもこのようなメッセージが出てしまうのは残念。Atom Z系のグラフィックチップは基本的にこのGMA500が使われているようですので、このままだとAtom Z系のモバイルPCは全滅の可能性もあるのではという気がします。ちなみに、うちのVAIO P(Atom Z&GMA500)にもBlueStacksをインストールしてみたのですが、やはりグラフィックドライバが対応していないと言われました。
今更インテルがドライバ更新してくれるとも思えませんし、そもそもドライバ更新で何とかなるのかも分かりませんし、残念ながらモバイルPCとAndroidとの間でAK Notepadを共用することは困難なようです。