僕がDroid Proを買った理由(もしくはDroid ProでイオンSIMを使えるようにするまで・その0)

 一月ぶりの書き込みとなってしまいました。
 こんなに開ける気はなかったのですが、仕事が少々忙しかったことと、新曲の作詞を優先したかったこと*1などがあって、ついつい疎かになってしまいました。この間、いろいろ書くネタもあるので、この三連休に少しずつまとめていきたいと思っています。

 では、まずはツイッターでも呟いたDroid Proの件から。

気づいたら手の中にDroid Proが

 


 何というか、前面フルキーボードマシンに飢えていたのだと思います。

 過去にもGalaxy YproとかHTC ChaChaとか買って、それなりに使っていたわけですが。どちらもいいマシンではあるのです。ただ、ChaChaは、ワイシャツの胸ポケットに入れると、その白さゆえに逆にカメラのレンズ回りの黒い部分が目立ってしまい、ポケットの中に黒い丸いものがあるように見えてしまう点がちょっといただけなく。片やYproは、重さといい使い勝手といい最適解にかなり近かったのですが、CPUパワーのなさに起因するキー入力の遅延や、QVGAという貧弱な画質、bmobile系SIMが使えなかったことなど複合的な要因で使わなくなってしまいました。

 今はIS11TやXperia Proといったスライド式の、いわゆるシャコシャコキーボードマシンを使っていて、それはそれで気に入っているのですが、こういったタイプのマシンは、やはり構造上厚く重くなりがちですし、またどうしても文字入力するのにキーボードをスライドさせるというワンステップが必要となってしまいます。

 その点、前面キーボードマシンなら、即座に書き始めることが可能です。また、いざとなれば片手でキーを打てないこともないという点も、スライドキーボードタイプにはない利点でしょう。

 そんなことをつらつら考えながらアキバを巡回していたら、某じゃんぱらにてDroid Proというマシンを発見。

 標準OSが2.2である点など、今となってはやや旧式に属するマシンですが、CPUクロックは1GHzですし、画面も480×320のHVGAで、ChaChaと同程度。YproのQVGAは正直厳しかったですが、HVGAなら実用になります。
 軽くググってみると、基本的にVerizonのSIMロックマシンであることをはじめ、いろいろと厄介な点も多いらしいのですが、思っていたより情報は豊富なので、何とかなりそう。

 ということで、毎度ながら転んでしまいました(^^;


 Motorola Support - Find Answers | Motorola Mobility, Inc.
 [asin:B004SSLJXM:detail]

使えるようにしてみる

 ツイッターでも呟きましたが、普通に使えるようにするだけでも一苦労(^^;

アクティベーション回避

 まず、初期設定でアクティベーションが立ち上がってくるのですが、正式な(Verizonの)SIMがなければストップしてしまい、そこから先に進みません。ですから、アクティベーション画面自体を回避する必要があります。
 手順としては、手持ちのSIM(私はイオンSIMを使いました)を入れて起動すると、一番最初の画面でメニューボタンでメニューを表示できるようになるので、そこから設定に入って、通信設定をCDMAからGSMにすることで、アクティベーションを回避できるようになります。

日本語化

 こうして何とか起動できたら、今度は日本語表示です。一般的にはMorelocale2を入れ、日本語を選択すれば簡単に日本語化できるのですが、Droid Proの場合、Morelocale2を入れただけでは選択肢として日本語が表示されないので、手動で日本語の設定を追加してやる必要があります。
 メニューボタンからロケール追加を選択し、言語をja、国をJPとしてセットすることで、日本語設定が一覧に表示されるようになるので、それを選択すれば日本語化できます。

rootedとか

 rootedはSuperOneClickを使えば一発で。PCへの接続は、モトローラ謹製のドライバが以下から落とせますので、そちらをインストール。

 Where can I download the USB drivers for my device?

 上でダウンロードしたファイルを実行後、Droid ProをUSBデバッグモードでUSB接続すれば準備完了。後はSOCで一発です。

インプレとか

 ざっと使ってみたところでは、OS2.2.1ですが、動作も遅いわけではなく、思ったより問題ないかなと。キーボードはやや固めですが、キーそれぞれの凹凸がはっきりしていて、指で位置を把握しやすく、大きさの割には入力しやすいですね。今時のマシンに比べると液晶がだいぶ奥まった所に見えるのは、1年半ほど前のマシンですし、やむを得ないですかね。

 一つ残念なのは、イオンSIMを入れても通信できないこと。電界強度は表示されるのですが。最初はSIMロックかと思ったのですが、ネットで調べた限りでは、SIMロック状態で他のSIMを入れるとPINコードの入力画面が出るとのことで、うちのDroid ProではイオンSIMを入れてもそういった表示は出ないことから、どうやらSIMロックは解除されている様子。
 となると、Ypro同様、おそらくは通信専用カードに起因する問題かと思われます*2


 これを解決するのはなかなかに厄介で。ツイッターでも呟いたとおり、現状、解決できているのですが、そこに至るまでに長い道のりについては、また頁を改めて。

*1:でもまだ出来てない(^^;

*2:音声が提供されていないSIMは正式なものと認識しないという問題。