書くことに集中したいときは、ChromeのWriteboxというアプリがいいかもしれない

 最近、どうにも集中して文章が書けないことが多くなってきて、いろいろな方法を試してみています。その中でちょっと気になったのがこちらの記事。

  本気で書く時はこれ! 超集中モード系ライティングツール5選 | ライフハッカー[日本版]

 こういった、全画面が一色になって文字しか表示されないような、いわゆる集中系エディタ、Macの世界ではOmmWriterとかWriteRoomとかいろいろ有名なのがあるらしいですが、Windwosの世界にはあまり普及していないようですね。しかし、文章に集中して書きたい時には有効かもしれません。
 上の記事を参考にしつつ、幾つか試してみたのですが、Q10とFocusWriterについては、うちの環境では安定して動作せず、WriteMonkeyは日本語入力に難があって(入力するそばから確定してしまう)使い物になりませんでした。
 唯一まともに動いたのはOmmWriterのWindows版。上の記事にはMac版しかないように書かれているのですが、こちらの記事

  OmmWriterとかいうテキストエディタを全力で紹介する。 - Nemui !

からWin版もあることを知り、入れてみました。起動するとこんな感じ。

  

 ただ、個人的にはちょっと趣味が合わないかなあと。背景とかBGMとか悪くはないのですが、何というか、ちょっとお仕着せがましいというか(^^; また、特徴的なキータッチの音が日本語入力の際にはちゃんと鳴らなかったり、ちょっとマウスカーソルを動かすだけですぐメニューが表示されたりという細かな仕様が、集中を妨げることもありまして。


 で、結局行き着いたのが、ChromeのWriteboxというアプリ。

  Writebox - Chrome Web Store

 このアプリを起動して、F11でChromeを全画面表示にすれば、他のフルスクリーンエディタと変わりません。

  

 また、Writeboxの利点として、Dropboxとの連携が挙げられます。マウスを上方に動かすと出てくるメニューから「Login」を選んでDropboxに移行して連携設定すれば、メニューの「Open」でDropboxのファイルを開くことができます。
 Shift-JISのファイルも開けますが、保存形式はUTF-8なので注意が必要。文字のポイントや行間、文字色及び背景色などは歯車アイコンをクリックすると表示されるメニューで設定できます。

  

 一度に開けるファイルは1つだけで、他を参照しながら文章を作成する場合には不便ですが、長文を一気に書くような場合には便利かもしれません。いろいろ試しながら快適な環境を模索していきたいと思います。