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LOOX U/C30NにWindows 8を入れた

PC

 ツイッターでも備忘録的にちまちま中継ツイートを投げていましたが、旧型モバイルPCであるLOOX U/C30Nに最新OS Windows 8を入れてみました。もっと早く記事にするつもりだったのですが、いろいろあって遅くなってしまいました。とりあえず、まとめてみたいと思います。

序〜Windwos 8を入れた理由

 何だかんだ言って、LOOX U/C30Nを使い続けています。小型モバイルマシンとしては、VAIO PもあるしG90も購入したので、無理して低スペックマシンを使い続ける必要はないのですが、重量とサイズのバランスはC30が一番いいかと。机上に置くだけではなく、両手に持って使うことができるのがポイント。他のマシンではそれが難しい。液晶がグルッと回転する点など、寝モバには結構便利です。
 キータッチも個人的にはC30が好み。VAIO Pはまだしも、G90のペコペコテカテカキーボードにはどうも慣れません。
 バッテリーもそこそこ保ちますし、私のように出先でちょっと使おうという場合には十分です。

 唯一の難点は、どうにも動作が遅いこと。やはりAtomZ 1.33GHzというのは厳しいですね。アプリも一旦動き出してしまえばいいのですが、とにかく立ち上がりが遅くて閉口します。この点、同じAtomZでも2.0GHzなVAIO PやG90なら、遅いとは言いつつも、まあ我慢できる速度なのですが。

 それでもやっぱりC30のスタイルが捨てられず、いっそUbuntuでも入れるかと思っていたところに現れたWindows 8。いろいろ見ると、旧式マシンでもそれなりに快適に動作するらしいとのこと。少しでも動作が軽くなるのならということで、試しにU/C30に入れてみることにしたわけです。

アップグレードインストールはいまひとつ

 だいぶ前置きが長くなってしまいました。要は、C30Nの動作を少しでも速くするために、Windows 8を入れてみたということです(^^;
 ということで、まずはWin8のアップグレード版を購入し、アップグレードインストールを試してみました。うちのC30NはWindows 7に入れ替えてあることもあってか、時間はかかったものの、大きな問題もなくアップグレード自体は終了。しかし、いざ使ってみると遅いし不安定だしで使い物になりません。モダンUIはフリックすると画面がちらつくし、デスクトップからのアプリ起動も全然速くない。やはりアップグレードはあまりよくないようです。

クリーンインストールっぽくインストール

 ということで、まっさらにして一からインストールをしようと考えたのですが、残念ながら購入したのはアップグレード版(^^; いろいろ調べてみましたが、本当の意味でのクリーンインストール(フォーマット済ドライブへのインストール)をするのはいろいろ面倒なようです。やむを得ないので、前の情報を引き継がない設定で、再度インストールすることにしました。
 結局、Win8Win8でアップグレードみたいな変な話になってしまったわけで、クリーンインストールと同等になったのかは不明ですが、とりあえずこの方法で入れてみたところ、単純なアップグレードの時に比べると動作は非常に安定し、サクサク動くようになったので、問題はないようです。

ドライバのアップデート

 上の方法でWin8をインストールすると、きちんと動作はしますが、デバイスマネージャで見てみると、3つほど不明なデバイスが表示されます。これらはLOOX U独自のデバイスのようで、当然ながらWin8用ドライバなどというものはありませんが、試しにWin7用のドライバを入れてみたところ、一応使えるようです。
 ちなみに、ドライバはこちらに。

  http://www.pc-ap.fujitsu.com/support/drv_lb_win7_U2010_W732.html

 入れたのは、以下の3つ。

  • FUJ02B1
  • FUJ02E3
  • Button Driver

 上の2つはドライバーの更新から手作業で、最後の1つはインストール用実行ファイルでインストールされます。
どの不明なデバイスがどれなのかは、それぞれのプロパティから確認してください(^^;


 そのほか、関連するユーティリティとして次の2つを入れました。

  • Hotkey Utility

 ホットキーとインジケーターのユーティリティ。

  • Button Utility

 タブレットボタンのユーティリティ。

 なお、これらを入れるためには、.NET Framework 3.5が必要。標準では入っていないので、そのままインストールすると途中でインストールするよう指示が出ます。.NET Framework 3.5のインストールには結構時間がかかるので、先に入れておいた方がいいかもしれません*1。入れ方は、コントロールパネル→プログラムと機能→左メニューから、Windowsの機能の有効化または無効化→.NET Framework 3.5の□をチェックして、■にする→OK。これで自動ダウンロードされたインストールされます。

GMA500ドライバについて

 上記ドライバを入れれば、とりあえず不明なデバイスの表示は消えます。しかし、実はまだ暫定ドライバで動いているデバイスがあります。それがディスプレイアダプターです。ここまでの状態では、ディスプレイアダプターとして、MS標準のドライバが入れられています。そのため、画面表示が1024×768に固定されてしまいます。このままでも利点はあるのですが(後述)、少々文字が潰れて見づらいので、グラフィックチップであるGMA500のWin7用ドライバをインテルのサイトから落としてきて入れてあげます。
 ダウンロードはこちらから。

  インテル® ダウンロード・センター

 ダウンロードしたファイルを解凍すると出てくるSetup.exeからだとOSのバージョンが異なると言われてはじかれるので、デバイスマネージャーから手動で更新します。


 GMA500用ドライバに変更すると、以下のような利点があります。

  • 1280×800の解像度が選べる(高精細に表示される)。
  • バックライトの明るさの変更が、リアルタイムに連動するようになる。
  • タブレット型に変形した時に、自動的に画面が180度回転する。

 2つ目と3つ目について、なぜGMA500のドライバにするとちゃんと動くようになるのかよく分かりませんが、自分のところではそのような現象が発生してしまっているので(^^;
 また、デメリットとしては、以下の様な点があります。

  • 画面タップの反応が非常に悪くなる(タップでの利用は事実上困難)。
  • タッチキーボードが非常に小さく表示され、使用不能。

 逆に言うと、標準ドライバであれば、画面タップの反応もよく、タッチキーボードも標準サイズで表示されるため、タブレットとして十分使うことができるようになります。
 すなわち、タブレットっぽくタップで使用するなら標準ドライバ、そうでないならGMA500ドライバとも言えますが、やはり標準ドライバでは細かい文字が微妙に潰れてかつ滲んで、どうにも読みづらいので、GMA500ドライバにして、小型PCとして使うほうがいいかなあと思います。

まとめ

 以上、ドライバ周りの不安はありますが、LOOX U/C30NでのWin 8は結構いい感じです。
 いわゆるモダンUIから使うアプリもそれなりに動くようですが、残念ながら決して速くはありません。標準の天気アプリとかも、起動に少々もたつきます。ストアアプリのEvernoteとNote Anytimeを入れてみましたが、C30Nでは少々重いようです。
 ただ、デスクトップから使う普通のアプリは、Win 7の標準状態より間違いなく速いので、それだけのためにWin 8にするのもありかなと思います。


 ちなみに、エクスペリアインデックスを出そうとしたのですが、途中でエラーが出て止まってしまうので、確認できませんでした(^^;

追記

 指紋認証デバイスの設定について書き忘れてました(^^; 指紋認証デバイスの設定は、コントロールパネルの生体認証デバイスから。ここから指紋認証デバイスを使用するよう設定すると、AuthenTecのダウンロードサイトが開き、そこからAuthenTec TrueSuiteを落としてインストールすると使えるようになります。

*1:自分の場合、上のユーティリティをインストールする途中、.NET Framework 3.5のインストールで止まってしまったので、強制再起動して、結局.NET Framework 3.5だけ先に入れることになりました。