着メロ用ファイルの音を大きくする
先日ご紹介したとおり、ネットで見つけてきたピアノソロデータを着メロにしているのですが、そのデータをそのまま使うのにはちょっと問題が。
実は、ダウンロードしたデータそのままだと、ちょっと音が小さいのです。
W-ZERO3は全体的に音が小さいような気もしますが、どうなんでしょう。
とにかく、このままでは着メロにしても着信に気づかない可能性が高いので(^^;、何とかして大きくしたい。
そこで調べてみたところ、こちらのサイトに情報が。
音声ファイル豆知識 http://www.ts-kei.com/onsei/index.htm
ここの情報によると、ファイルの音を大きくする方法としては、「SoundEngine Free」(http://www.cycleof5th.com/products/sefree/index.htm)というのを使うのがいいようです。ただし、このツールは、いわゆるWAVファイルしか処理できないようなので、mp3ファイルをWAVファイルに変換するツールが別途必要になります。
それには、同じサイトで紹介されている、「ぷっちでここ」(http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se185896.html)というのが使えそうです。
さっそく、ダウンロードしてきて使ってみました。
いずれもインストーラなどなく、解凍して適当な所に置けばいいようですが、「ぷっちでここ」については、場所が決まったら、起動する前に、install.batファイルを実行する必要があります。
作業については、基本的には、mp3ファイルを「ぷっちでここ」でwavファイルに変換した後、「SoundEngine Free」で音を大きくします。
その後のmp3やwmaへの変換には、適当なものを使っていただければ(^^;
ちなみに、私は、「Windows Media エンコーダ」を使ってwmaファイルに変換しました。「午後のこ〜だ」を入れておけば、「SoundEngine Free」からmp3出力が可能のようですね。
細かい操作方法については、上記サイトにありますので、割愛(^^;
ただし、SoundEngine Freeにより音を大きくする場合、上記サイトでは、「ノーマライズ機能」を使うようにとありますが、この方法では、音質を変えない(音が割れない)範囲で音を大きくするので、あまり大きくなりません。個人的には、「オートマキシマイズ」機能を使用して、音を大きくする方がいいと思います。
オートマキシマイズを実行すると、波形を解析した後、レベルを変更するダイヤルが表示されます。これをクリックしながら動かすと、dBが変化するので、適当な数値に変えてOKを押すと、変換が実行されます。
どのくらいが適当な数値かというのは、データによって異なりますが、あまり大きくすると波が振り切れて「面」のようになってしまい、音が割れてしまいますので、一番大きな音が割れてしまう程度、かろうじて「波」であることがわかる程度に止めた方がいいと思います。
ちなみに、私が前述のサイトで落としてきた Satin Dollでは、-10.6dBにして着メロにしています。