EBtWM5思うところ

 EBtWM5_060816版を暫く使ってみて、感想などを。

 まずは、もかしたら不具合かもしれない(^^; というところをちょっと。最初に、Ctrlキーがらみで2つ。

 初期設定で、Ctrlスティッキーをチェックしないと、Ctrlが利きません。Ctrl+キーの同時押しで操作したいのですが、なぜかできません。Ctrlスティッキーをチェックすれば、Ctrlを押した後、他のキーを押すことで操作できるようになるので、大きな問題ではないですが。

 また、上記の状態では、Ctrlを押したときに、本来、「機能キーが押されました」と表示されると思うのですが、それが表示されてもすぐ消えてしまいます。さらに、引き続きキーを押して機能を使用した後、もう、Ctrlキーは利いていないにもかかわらず、再度、「機能キーが押されました」と表示されます。動作的にはまったく問題がなく、表示がおかしいだけですが。

 いずれも、前のbeta2版では特に問題なく、beta3版で生じたものです(この関係については既にバグ報告が上がっているようですね)。


 次に、画面の切り替え関係ですが、画面表示を、ツリー全画面にした場合、画面を再描画する際、たとえば、右上のクローズボタンで裏面に回した後、再度表に戻した場合など、ツリー画面のサイズが元のサイズに戻ってしまいます。個人的には、一度に多くのメモを俯瞰できるツリー全画面表示を多用していたので、ちょっと不便です。


 それから、これは私の環境だけかもしれないのですが、編集画面にした直後、文字キーが利かなくなってしまいます。画面下部中央の表示も、実際の入力可能文字にかかわらず、「A」に固定されてしまいます。TabやShift+Tabで、タイトル欄とメモ欄の間を移動すると、正常な表示に戻り、文字キーも利くようになります。


(あと、「クリップボードから移動」の動作が、何となく怪しいような。既にクリップボードから移動しようとして、いくつかメモを行方不明にしてしまっています(^^; ただ、これについては私の使い方が間違っている可能性があるので、ちょっと本家EBtも確認してみます。)


 全般的に見て、ほぼ満足しております。WM5のソフトキーにも対応していただき、基本的にキーだけで操作できるのも助かります。

 強いてあげるなら、フォントサイズが変えられれば。私の使い方としては、ツリー全画面で複数メモを俯瞰することが多いので、せめてツリー画面だけでももっと小さいフォントにできればと思ってしまいます。


 それでも、EBtW-ZERO3で動作するというだけでありがたいことです。