スロースターターな自分をサポートする

 私は、昔からスロースターターで、「よし、やるぞ。」と思い立つまでに、いつも時間がかかっていました。始めてしまえば後は何とかなるのですが、始めるまでに一山越えないといけないのです。
 さすがにこれではまずいので、「早く手を着けた方が得だ」と自分に言い聞かせ、それなりに早く始めることができるようにはなりましたが、時にはそれがストレスに感じることもあります。

 できることなら、あまりストレスを感じずに、かつ早く仕事を進めていきたいものです。

 そのために最近取っている方法が2つ。いずれもタスクリストを使う上でのちょっとしたことなのですが。

 1つは、単に、やらなければならないことを、早めにリストアップし、タスクリストに載せることです。できるだけ早いうちからやるべきことを目に見えるようにし、少しずつでも自分にエンジンをかけていこうという方法です。

 でも、この方法では、あまりストレスが減りません(^^; 実際、載せたはいいいが、結局着手せず、「ああ、またできなかった。」と落ち込むこともしばしば。

 そこで、2つめの方法。それは、最初の一歩の敷居を低くするという方法です。要は、とにかく始めてしまうということです。

 タスクに上げておきながら手が付けられないものというのは、往々にして、やるべきことが大まかすぎてどこから手を付ければいいのか分からなかったり、タスクが大きすぎておいそれと手が出せないものだったりします。
 これらのタスクを細分化して着手しやすくし、「始める」ことへの抵抗を減らし、最初の一山を越えやすくするわけです。

 タスクを細分化する方法としては、頭の中でタスク全体を俯瞰しつつ、とにかく思いつくタスクを書き出し、時系列に並べ変える方法(マインドマップマンダラート、ポストイットなどは、有効なツールとなります)や、GTDの考え方を取り入れ、「次に行うべき物理的アクションは?」などと考える方法(最初の一山を低くするツールとしては非常に有効だと思います)などを使っています。

 以上の2つの方法だけでも、結構効果的です。

 この辺の関係については、いろいろな方がいろいろな方法を紹介してくださっているので、また少しずつ取り入れていきたいと思っています。