よくなりません

 全身の発疹がなかなか消えません。消えたと思うと、新しいのがまた出て来るという感じで。痒みはあるものの、凄く強いわけではないので、昼間はまあなんとか耐えられるのですが、夜寝ているときは、突然の痒みで何度か目が覚めてしまうこともあります。そのたびに起きて塗り薬を塗るなどして落ち着かせて寝ています。

 土曜日に、この前の金曜日のとは別の医者に行ったのですが、そこでは、「風邪か胃腸から来る蕁麻疹」だと言われました。アレルギーですらないという見立てもあるのだなあ、と妙に感心(^^; 炎症を抑える飲み薬と塗り薬のほか、風邪薬と胃薬をくれました。しかし、胃薬以外はあまり効かず、塗り薬など、使いすぎてあっという間になくなってしまう始末(^^; 発疹の凄さをちょっと甘く見られていたようです。

 仕方がないので、週明けの月曜日、会社に無理を言って休暇をもらい、大学病院に行ったのですが、そこでも「しばらく続くかもしれませんが、そのうち治ると思いますよ」などと言われ、炎症を抑える飲み薬や塗り薬が処方されただけでした。


 もうこうなってくると、諦めの境地ですね。劇的に回復することはないようですので、暫く、この状態で騙し騙し行くしかないようです。


 このような状況になり、いくつかの病院を渡り歩いて、ふと思ったことがあります。それは、過去に受けた治療方法は、一体何だったのかということ。

 私は、10年くらい前に、今回と同じような症状が出たときに、抗生物質の点滴投与と減感作療法で治療したのですが、その話を医師にすると、皆、なんだそりゃ、という顔をします。「昔はそういうのもあったけど、今はやってない」とか「抗生物質は、最近は可能な限り使わないので」ということならまだ分かるのですが、そんなの聞いたことがないというような反応をされると、一体、自分が受けた治療は何だったのだろうと考えてしまいます。

 当時、抗生物質の集中投与でひどい状態を脱した私は、その後、パスパートという薬で治療を行っていました。皮膚のすぐ下に注射するのですが、これが思いのほか痛いのです。まあ、皮膚が盛り上がるくらいに薬剤を注入するのですから、当然かもしれませんが。

 このパスパート、大学病院の若い医師は、聞いたこともないようでした。私が注射されていたときは、「良く効く注射だ」と言われていたのですが(とは言いつつ、私もパスパートだけでは完治しなかったのですが)。

 群馬と東京で文化の違いでもあったのでしょうか(^^;