ASIO4ALL
何でも、Windows標準のサウンドドライバは、音が出るまでに0.1秒ほどの遅延があるそうです。MIDIキーボードなどを繋いで音を出そうとすると、キーを押した後、一瞬遅れて音が出るとか。ひどいですね。
この遅延は、ASIOという規格に適合したハードを導入し、ASIO用ドライバを導入すればかなり低減されるそうですが、ハード導入となると敷居が高いのも事実。
そこで、このASIO4ALL。このドライバを導入することで、ASIO非対応の普通のサウンドカードでも、あたかもASIO対応機器かのように認識され、遅延も軽減されるそうです。
試しに導入してCubaseの設定画面から設定してみたところ、Cubaseの画面情報によれば、100ms以上遅延があったものが、13ms程度まで低減しました。本物のASIOに比べればまだ多いですが(通常10ms以下、中には1msというのもあるそうです)、それでもかなり減ったと言えるでしょう。
遅延が減ることで、ノイズ低減にもなるらしいので、必須のドライバと言えそうです。
ただ、時々何かの拍子で音が出なくなることが(^^; まあ、そういう場合は、Cubaseの設定画面から、ASIO4ALLのコントロールパネルを呼び出してやれば、大体復旧するようです。