1分間マネジャー／1ページ・マネジャー

1分間マネジャー―何を示し、どう褒め、どう叱るか!

　部下の能力を引き出すための目標管理、褒め方、叱り方についてポイントのみを押さえて解説した本です。

　本のタイトルどおり、それぞれの内容は非常にシンプルで、かつ、要点さえ分かれば、その実行にも時間がかかりません。

　この本の重要な点は、「こんな簡単なら実践できそうだ／導入してもいいかな」と思わせるところでしょう。

　実のところ、この本を読んだのは２回目です。だいぶ前に一度読んだのですが、その際には読書メモにしていなかったようで、このブログにも載っていませんでした(^^;

　今回読み直したのは、本屋で見かけた「１ページ・マネジャー」という本、タイトルもそうですが、その内容が１分間マネジャーに通じるものがあると思ったからです。

1ページ・マネジャー

　１ページ・マネジャーは、言うなれば、１分間マネジャーの真髄を、システムとして簡単に導入する方法、といえるでしょう。

　平たく言えば、１ページの中に、目標、良かったところ、悪かったところを書くというこの方法により、組織的に１分間マネジャーを導入するというものでしょうか。

　ただ、そもそも的な話で恐縮ですが、個人的には、仕事の目標を立てるという部分が一番難しかったりします。もちろん、事務分担のようなものは決まっているわけですが、その中で数値目標のようなものがあるわけでもなく、短期的に「与えられた仕事を期限内にこなす」という目標はあるものの、より長期的な目標を決めづらいのです。

　で、前回のメモのように、目標についていろいろ考えてみたりするわけです。

　ある意味、業務目標＝業務の棚卸し、とも考えているのですが。

　なにかこう、目標の決め方、みたいな本はないですかね(^^;