最強のデスクワーク術
- 作者: オダギリ展子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/09/19
- メディア: 新書
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本書を通してのポイントは、「ミスを防ぐ」ことに重点を置いているという点。本書のはじめにも書いてあるとおり、ミスが発生するとそれをフォローするために多大な時間と労力が必要になるのであるから、ミスを未然に防ぐことが一番の効率化だというわけですね。
効率化=スピードアップと捉え、いかに手順を簡略化するかという点にばかり目が行きがちですが、ミスの発生=重大な非効率と考えれば、単なる簡略化がいかに危険か分かります。
もちろん、ミスの防止にばかり時間をかけてはいられませんから、簡単かつ効果的なミスの防止方法を考えなくてはならないわけです。そこがハックになるわけですね。
本の内容としては、自分でもやっているものが結構出ています。原本に黄色の蛍光マーカーで印を付けるとか。なので、それほど参考にはなりませんでしたが、「ミスを防ぐことが基本」ということを改めて思い出させてもらえただけでも良かったと思います。
全体として、社会人なりたての方など、これから基本を身につける必要がある人などは、一読しておいて損はないと思います。