新たなモバイルPCを購入してしまった

 先日LOOX U/C30Nを購入して、結構気に入って使っていたんですよ。
 何よりこのコンパクトなサイズがいいですね。形状も結構気に入っているんです。例えば、ぐるっと廻る液晶部。画面を180度開けるとか、回転させて画面とキーボードを重ねると擬似タブレット状態になるとか。特に擬似タブレット状態にすると、寝モバには最適。指紋認証システムが付いているところも安心。SSDWindows 7など追加投資もしましたし。キータッチも悪くないし、少々変態変則的なキーボード配列にもだいぶ慣れていたんです。

 しかし、やはり問題だったのは、AtomZ 1.33GHzの遅さ。ソフトを起動しようとすると、どうしても待たされます。Chromeもなかなか開きませんし、うっかりするとTomboですら起動にもたつく始末。折角のWindows PCなのに、マルチウインドウで使おうという気がしなくなります(^^;


 そんな折、秋葉原某所でショーケースの中に鎮座しているこれを発見。

  
  

 LOOX U/G90です。
 これを逃せば手に入らないかもと思い、確保しました(^^;
 3万円ほどとちょっと高かったのですが、今回のブツはカスタムモデルらしく、AtomZ 540 2.00GHzに2GBメモリ、SSD62GBという仕様だったので、それならありかなと。

インプレッション

 肝心のキー入力は、C30の方が好み。キー配列はC30に比べれば素直で、他のキーより小さいながら「。」の位置も標準的なので、押し間違えることはほとんどありません。しかし、キータッチがちょっとふわふわするというか、反発力が大きいような気がします。また、キートップがツルツルでやたらと指紋が付くというのも嫌ですね。さらにそのキーボードの痕が液晶画面に付着するというのがまたどうも。

 購入したマシンは、大容量バッテリのみ付属。標準バッテリだと500gを切るようですが、2時間もたないらしいので、大容量バッテリでやむを得ないかと。さすがに大容量だけあって、標準バッテリーのC30より安心して使えます。ただ、大容量バッテリで底上げされている分、安定感がなくなっており、入力していると結構ガタガタします。特に左右奥の部分はバッテリが切れていて下になにもないため、左上のクリックボタンを押すと大きく凹む感覚。キーボードの感触とも相まって、使っていてあまり気持ちよくないです。

  

 速度はさすがに2.0GHzなので、LOOX U/C30Nよりは軽快。とはいえ、Windowsエクスペリエンスインデックスは2.5ですが(^^; ちなみに、この値はゲーム用グラフィックス性能で、CPUだけなら2.8になります。

 画面は少々黄色がかっているようですが、これだけ見ている分にはそれほど気にならないかと。バックライトは結構明るいです。輝度を半分程度にしてもC30Nの最大輝度程度の明るさはあります。

 WiMAXが標準で搭載されているので、契約すれば使えるようになるようです。ちょっと機会があれば試してみたいと思います。

入れたソフト

 毎度毎度入れたソフトはこんな感じ。

 段々自分のモバイルPC環境が固まってきた気がするなあ。

まとめ

 ちょうどLOOX U/30NとVAIO Pの中間というこのマシン、ある意味両者のいいとこ取りです。もう少し使ってみないと分かりませんが、自分にとってのモバイルPCの決定打になるかもしれません。まあ、キーボードの感触がいまいちな点が微妙ではありますが(^^;
 欲を言えば500gを切りたいところですが、さすがに標準バッテリでは運用が厳しそうだしなあ。