viliv N5にもLubuntu13.04を入れてみる
どちらかと言えば異端児的なマシンですが、思ったより素直でした。
音量や画面の明るさもキーボードから操作できるし、Wifiもキーボードからオンにすれば問題なく使えます。
とはいえ完璧というわけではなく、目立った問題点としては、以下のとおり。
- オプティカルポインタが使えない。
- スピーカーから音が出ない。
- 使用中、本体左上辺りからピキピキと音がする(^^;
一番下のが意味不明ですが(^^;
とりあえず、まずは一番上を何とかしたいところ。幸いタッチパネルは使えるので、単体のみでの操作ができないわけではないのですが、オプティカルポイントが使えないのは不便です。
ググってみたら、こちらに解決策がありました。
これに従って、/etc/default/grubのGRUB_CMDLINE_LINUXを変更。
その後、設定を反映。
$ sudo update-grub
これで一応使用可能になりましたが、ちょっと反応が悪いです。設定のキーボードとマウスから感度や加速度を100にしてみましたが、それでもまだ使いづらく感じます。どこか設定をいじれば速くなるのかもしれませんが、そこまでの知識がないのでとりあえずはこれで我慢。
続いて、スピーカー。こちらも幸い音が出ないのは本体スピーカーからだけで、イヤホンからは音が出るため、実用上はほとんど問題ありません。
ググってみたところ、設定を変えればスピーカーから音を出すこともできるようですが(こちら)、そうすると今度はイヤホンから音が出なくなるらしいので、まあこのままでいいかなと。
残る問題は本体のピキピキ音ですが、これについては原因不明。ネット上の分解写真を見ても、音がするような部品は見当たりません。viliv N5は時折コイル鳴きという症状を発するらしいのですが、このピキピキ音がコイル鳴きなのかも分かりません。
仕方ないので、ファンレスのマシンに小型のファンが付いたとでも思って諦めます(^^;
アプリの導入については、LOOX Uの時と同様。特段問題なく使えています。
Windowsではかなりもっさりで使いづらかったN5ですが、Lubuntu化したら非常に快適。ピキピキ音は残念ですが、これなら毎日持ち歩いてもいいですね。
ちなみに、うちの機体個別の症状である特定のキーの反応がおかしい点は、Lubuntuにしても何も変わりませんでした。やはりハード的な問題と思われます。残念。これさえなければ完璧なのだけれど。どこかに新しいN5ないかなあ。