工人舎のPM1を復活させる(その3)サスペンド

 そもそも今回PMを復活させようと思ったのは、某巨大掲示板でPMにLubuntuを入れたという情報があったため。そこにはいろいろと情報があったのですが、とりあえずサスペンドを可能とする設定が簡単だったので、まずはそこから。


 具体的には、/etc/pm/config.d/modulesに、「SUSPEND_MODULES="$SUSPEND_MODULES sdhci-pci"」と書き込むというもの。これで無事サスペンドが可能になりました。


 うちでは、xfce4-power-managerをautostartで起動する設定にして、タスクバーに常駐する電源管理から、蓋を閉じるとサスペンドになるように設定してます。蓋を開けて電源ボタンを押すと起動。起動しても、Wifiの再接続とか常駐アプリ(DropboxとかEvernoteとか)の処理があるので、落ち着くまでの間、すぐには使えませんが、それでも電源が落ちている状態から起動するのに比べたらかなり速く使えるようになります。

 しかも嬉しいのが、サスペンド時のバッテリー消費が思ったより少ないこと。一日サスペンド状態で持ち歩いても、15%程度しか減りません。大体、1時間当たり1%程度かと。これなら、サスペンドで持ち歩くことも可能です。

 某掲示板情報ですと、この設定だけでは10回に1回程度サスペンドに失敗するとのことで、確かに起動に失敗することがあるようですが、それほど頻度も高くないようですし、サスペンドの目的が、作業状態の維持というより起動速度の高速化にありますので、失敗に備えて作業を終えてからサスペンドするようにしておけばとりあえず十分かなと思っています。