Qualendarをこんな感じで使っています

      • 古い情報ですが、リンクをたどって来てくださる方がいるようなので、復旧させておきます---

 最近、C700にQualendarを入れてPIM管理をしています。バージョンは最新の0.8.0です。
 Qualendarの特長としては
・月間表示で予定を文字表示できる
・予定表上にTODOを表示できる
・分類ごとに色を付けたり、詳細なフィルタ設定ができる
などなど、数え上げればきりがありません。
 機能豊富なQualendar、まだまだ完全に使いこなしていませんが、私なりに工夫して使っているので、何かの参考になればと思い、ちょっと書いてみます。

・予定の種類ごとに色を変える
 まず私が最初に行った設定は、「重要」「ビジネス」「プライベート」の3つの分類を作り、それぞれ赤、青、緑で表示するようにしました。これは、「3色ボールペン」で有名な、斉藤孝氏が提唱する予定の記入方法をアレンジしたものです。これにより、重要な予定がすぐ把握できるようになりました。

・他人の予定を把握する
 グループで仕事をしていく上では、自分だけでなく他人の予定も把握する必要があります。だからといって、全員の予定を同じように書いてしまっては、何が何だか分からなくなってしまいます。そこで、私は、分類の中に「他者予定」というのを作り、ちょっと薄めの色を指定しました。これで、自分の予定と他人の予定が一目で分かりやすくなりました。さらに、フィルタ機能を利用して、他人の予定を表示するモードと表示しないモードを設けました。これで必要に応じてグループ全員と自分だけの予定を分けて表示できます。

・TODOの表示を抑制する
 予定表にTODOを表示できるのは、Qualendarの最大の特長の1つです。開始日や期限日がある予定だと、緑や赤の「!」マークを付けて、その日を表示してくれるので、期日管理にも便利です。しかし、TODOが増えてくると、逆にこの機能が問題になります。表示がTODOだらけになってしまい、予定が見づらくなってしまうのです。月表示や週表示では、予定とTODOの表示順を変えることで、予定が見えなくなることをある程度抑制できますが、1日表示ではそれもできません。TODOの表示の抑制は、設定のTODOである程度できるようなのですが、どうもこれ、いまひとつ使い方がわからなくて・・・(^^;
 そこで、分類とフィルタ機能を利用して、TODOの表示を抑制することにしました。
 具体的には、「備忘録」という分類を作り、この分類については、月、週、日のいずれにも表示されないように設定しました。TODOの中で、予定表に表示する必要がないものについては、分類を「備忘録」とすることで、TODOリスト以外には表示されなくなります。

・作業過程を入力する
 TODOをその日の予定に落とし込む最終的な形は、一日の作業予定を立てることでしょう。そこで、最近、私は、TODOを見つつ、今日、何時ころどの仕事をするか、簡単に計画を立てるようにしています。
 その作業予定をそのまま書き込むと、重要なアポと重なり合ってしまって、特に月、週の予定が見にくくなってしまいます。
 それを防ぐために、「作業」という分類を作り、月、週の予定表には表示されない設定としました。これにより、月、週の予定表はすっきりしました。
(厳密には、その日の作業予定は、一種の緊急タスクなので、はっきりわかるようにしておき、作業が終了したものについて、分類を「作業」に変換するようにしています。

 現時点ではこんなところです。
 非常に強力なQualendar、あとは、TODOの機能が強化されれば完璧ではないでしょうか。例えば、TODOも予定と同様に分類することができるのですが、TODOについては分類で指定した色の設定が適用されず、常に黒で表示されてしまいます。また、TODOリストについて、現在は1つの項目でのみ並べ換えられますが、複数の項目について、それぞれ優先順位を付けて並べ換えられると、さらに応用が利くと思います。