PDA予定管理の利点

 PCやPDAによる予定管理の利点のひとつに、「ダブルブッキングの危険なく、予定の見方を変えることができる」ことがあると思います。


 一般的な予定表は、一週間を単位としていることが多いですが、長期予定を把握しようと思うと、一週間では短すぎます。すくなくとも月間予定表がほしいところです。

 そのため、多くの紙製スケジューラには、月間予定表と週間予定表が付いています。

 しかし、予定表が2つあるということは、どうしても転記漏れやダブルブッキングの可能性が生じてしまいます。


 その点、PCやPDAの予定表は、同じ予定データを週間や月間といった複数の形式で表示できます。表示形式は異なっても、元のデータは1つですので、転記漏れやダブルブッキングは生じようがありません。


 このように、1つの予定を様々な形式で表示できるというのは、デジタルデータならではの強みだと思います。


 紙の手帳でこれを実行しようとしたのが、「超」整理手帳であると思いますが、そのために独自のフォーマットを採用することとなり、それが親和性を低くしているように思います。


 それであれば、PDAの予定表の方がいいような気がしますが、いかがでしょうか。