メモの保存は紙か画像データか

 先日紹介した、情報は1冊のノートにまとめなさい - Thinking about...は、メモを紙で管理しています(インデックスはデータですが)。

 それに対して、さらに前に紹介した、アイデアを生むデジアナ道具術 - Thinking about...では、メモをスキャンしてデータ化して管理することを勧めています。

 現代は、紙情報も電子情報も存在、その両方を管理する必要があり、どちらか1つにすることは困難です。それでもあえて、どちらか1つで管理しようと考えた場合、紙がいいのかデータがいいのか。

 もちろん、身の回りの情報における紙とデータの比率が大きく異なるのであれば、その比率の大きい方を主として、もう一方の情報を主たる方に合わせて管理することになるでしょう。

 そうでなければ、やはり、これは変換効率の問題になってくるのではないかと思われます。つまり、紙→データ、データ→紙のどちらが効率的に変換できるかということです。

 紙をデータ化するツールとしては、スキャナやデジカメなどがあり、単に画像データとして保管管理するだけであれば、現在でも結構いい線いけるのではないかと思いますが、これをテキスト化しようとすると、一気に敷居が高くなります。
 データを紙にするツールは、ご存じプリンタです。ランニングコストとどこでも印刷というわけにはいかないサイズであるという問題はありますが、変換処理自体は比較的容易です。

 実際のところ自分の場合、個人的な情報の多くはデータで、仕事の書類などは紙で保存するという状況になっています。おそらく、そのそれぞれに適した方法を使うしかないのでしょう。