クリエイターとしての遍歴
ふと思い立って、ちょっと昔話を(^^;
思えば、少年の頃、私は、いかに簡単に思ったモノを作れるかということを模索していたところがありました。
まず、最初、小学生のころに手を出したのがプラモデルでした。まあ、作るのはそれほど問題はなかったのですが、色塗りに挫折。
昔から色を塗るのは苦手で、今でも、絵を描くのは一番苦手です(^^;
次に手を出したのが電子工作です。はんだ付けは結構うまくなったのですが、当時はまだ小学生、雑誌に載っているものを作ってみるのがせいぜいで、自分で回路を組めるわけもなく、「自分が考えたものが作りたい」という欲求が満たされませんでした。
そのころ、電子工作の雑誌で目にしたのが、マイコン(古(^^;)によるBASICプログラミングでした。BASICプログラミングは結構はまりました。主にゲームを作っていましたが、時には雑誌に投稿して掲載されることもありました。
BASICプログラミングは、機種を変えつつ高校生のころまでやっていましたが(最後までいじっていたのはPB-100でしたねえ)、結局は、いろんな意味でのBASICの限界に直面して、やめてしまいました。
プログラミングと平行して手を出し始めたのが小説を書くこと。特にSF・ファンタジー系の小説を書いていました。これなら、鉛筆1本でできるので、とにかくお手軽。さらに心の中にあるものを全部吐き出せるんですから。真面目に書き始めたのは高校に入ってからでしょうか。しかし、結局、自分の文才のなさに気付いたことと、もっとお手軽でクリエイティブなツールを見つけてしまったので、書くのをやめてしまいました。
小説よりもお手軽なクリエイティブ・ツール、それはテーブル・トークRPG(TRPG)というものです。特に、ゲームマスターとしてシナリオを作る、というのが非常にお手軽だったのです。
この辺については、話すとさらに長くなるので、機会を改めて書きたいと思います。