ループ素材を買ってみた

 ループ素材というのは、一般的に1パートかつ1〜2小節からなる曲のパーツで、これを組み合わせて並べるだけでそれっぽい曲ができるという代物です。基本的に単なるWAVファイルなのですが、単純に繋げても音切れなどが生じないように作られており(並べて表示しても継ぎ目が見えない壁紙みたいなものですかね(^^;)、かつ、中にはある程度をテンポを変えたり音程を変えても破綻しないような特殊処理(最初にこれを可能にしたACIDというソフトにちなみ、アシッダイズ処理とか言うらしいです)を施されているものもあります。


 打ち込みメインの私としては、「そんな安直に曲が作れるわけがないじゃないか」という思いが強かったのですが、さりとて打ち込みでもたいした曲が作れるわけでもなく(^^;、また、翻って自分の動画制作を見ると、人様が作ったものをちょっと加工してぺたぺた貼って並べているだけで、「それってループ素材で曲作るのと本質的に変わらないじゃないか(^^;」ということに思い至り、さらに、ループ素材で曲を作ってみることで、昭和レトロ調(^^;以外の曲も作れるようになるのではないかという淡い期待も込めて、とりあえずループ素材を買ってみることにしました。


 購入したのはこちらの商品。

 

Sound PooL特別限定版jamバンドパック

Sound PooL特別限定版jamバンドパック


 パッケージの絵が(^^; いや、普通のを買おうと思ったのですが、こちらの方が2個パックで割安だったのでやむなく(^^;
 (ちなみに、このキャラクターは、このループ素材のメーカーが出しているMusic MakerというDAWソフトのキャラクターですね。)


 インストール自体はデータをDVDからHDDにコピーするだけという単純なもの。ループ素材といっても基本的にWAVファイルなので、DVDの中身もフォルダ分けされてWAVファイルが保存されているだけ。インストーラはおろか圧縮すらされていません(^^;


 まだ入れただけでほとんどいじってみていないのですが、基本的にはこれらWAVファイルを順次聴いていき、これはというものをDAWソフト上でペタペタ貼り付けていくという作業になるかと思います。ファイルは、音楽の種類毎かつパートの種類毎にフォルダに分けて保存されていますので、まずは音楽の種類を決めて、ドラムやベースの素材を2〜4フレーズほど貼り付けてみるところから始める感じでしょうか。