ツイッター中断と復帰

 今回の震災、初動の段階で、電話もメールも伝言掲示板も繋がらない中、ツイッターだけは普段通り動いていたという事実。それがどれだけ安心感を与えてくれたことか。本当にツイッターがあって良かったと思いました。

 しかし、地震翌日、余震が続く中、情報を逃さないためにも点けっぱなしにせざるを得ないでいたテレビ、そこから一日中流れる悲惨な情景を見続けるうちに、段々と鬱屈した気分に。普段なら気晴らしになるツイッターも、この時ばかりは大量の被災情報が流れ続け、見ているうちにさらに鬱々とした気分になっていきました。

 止めを刺されたのが、普段と同じように日々の発言をしていた人に対する「不謹慎」発言。特に、常々この人は理性的な人なんだろうなと思っていた人から、善かれと思って書き込みをした人に対する「不謹慎」発言を見て、かなりのショック。いやもう、その基準で不謹慎って言われたら、私は何を書いても不謹慎じゃないですか(^^; すっかりツイッターに書き込むのが怖くなってしまい、全くツイートできなくなってしまいました。


 復帰したのは丸二日が経過してから。きっかけは「そもそも自分のブログやツイッター、何人が見ていると思ってるんだよ。フォロワーでさえたかだか150人程度じゃないか。何を言ったって見てる人なんかほとんどいないよ。自意識過剰過ぎ>自分」そんなふうにふと思ったこと(^^;
 まあ、ある意味自分を騙しているわけなのですが、あまりに「公衆」を意識しすぎても、何もできないわけで、こうやって敷居を下げてやってもいいんじゃないかと。


 もちろん、これは根本的な解決ではなく、インターネット上で情報発信する以上、全世界から良かれ悪しかれ批評される可能性はあるわけで。でも、そのときはそのとき。タフかつクールにやり過ごすしかないんでしょうね。そういうことを解ってブログなど始めたはずなのですが、最近ちょっとコミュニティ色に染まってしまい、ちょっと忘れてしまったのかもしれません。
 改めて気持ちを引き締めてやっていきたいと思います。


 でも、フランクなことが呟けないツイッターなら、必要ないよなあ、などとも思ったり(^^;