Poboxが快適
Xperia Proと標準搭載のPoboxの組み合わせが非常に快適です。
変換精度だけならATOKの方が高いと思いますが、それを補って余りある利便性がPoboxにはあります。
特に、流石は標準搭載なだけあって、Proのハードフルキーボードとの相性は素晴らしいです。右端にある地球マークのキーで日本語と英数をワンタッチで切り替えられるし、Symキーで記号や顔文字を呼び出すこともできます(ちなみに、それぞれのキーの長押しで、Poboxの設定画面及びプラグインリスト呼び出しができます)。
Shift+カーソルキーで範囲指定ができるほか、MenuボタンとAXCVの同時押しで、全選択、カット、コピー、ペーストといった編集もできます。まあ、MENUボタンは液晶側なのでちょっと遠いですが。
もちろん、ATOKも悪くはないのですが、英数の切り替えをFn+スペースで行う際、Fnオンの状態が維持されてしまうという点がやや不便なのが残念。変換候補を選択するためにタップした際の反応もPoboxに比べて少し悪い気がします。
個人的には、ソフトキーボードについても、ATOKのフリック入力よりもPoboxのフルキータイプの方が入力しやすく感じます。ATOKでフリック入力する際は、結構入力誤りが多かったのですが、Poboxのソフトキーは、フルキータイプでそれぞれのボタンは小さいのにあまり誤入力しません。入力中不要になるキーの入力を抑制するアシスト機能のお陰もあるのでしょうが、最下段を原則文字入力に使用していないという点がいいのではないかと思います。自分がATOKのフリック入力で一番間違えるのが、濁点を入れようとして「ま」を入力してしまうことで、どうも最下段の入力は苦手なようです。
そんな感じで、結構Pobox気に入って使っています。
ちなみに、Xperia Proのハードキーボードですが、少し押し込まないと反応しないため、軽く押しただけだと認識してくれないこともあります。押した感触には、何というか少し粘っこい感じがあって、ちょっといまいちです。Desire Zのキーをさらにボテッとした雰囲気。キーの感触はmini proの方が断然いいですね。
キーボードに限りませんが、マシンとしての質感は、mini proの方が上質に感じます。どうもProには少しチープな感じが漂ってますよね(^^;
まあそれでも気に入って使っていて、完全に普段使いのマシンになってしまっているのですが(^^;