久々にEvernote for Windowsを使ってみる

 速度の遅いLOOX Uで文章を書くためにTomboを入れたことは前にもお話ししたところです。これはこれで軽快でいいのですが、IS11TなどAndroidマシンとの文書共有という点ではやや不便。Dropboxなどで同期連携して、Android上ではエディタなどで編集という手もあることはあるのですが、クラウドに慣れてしまった身としては、少々面倒に感じることも否めません。
 本当は、Androidマシンでメインに使っているAK Notepadと連携できる、Catchを利用したいのですが、PCからCatchに書き込むにはWebアプリを利用するしかなく、必ずしも使い勝手が良くないこと、ブラウザの起動速度が決して速くないことから、それを常用するのも結構厳しい。
 クラウドで、Webアプリじゃないものって何かあったかなあと考えた結果、思い出したのがEvernoteWindowsアプリ版であるEvernote for Windows
 アプリ版については、Evernoteを使い始めた頃は利用していたのですが、Evernoteの主たる活用方法がメモ取りツールからスクラップブックへと徐々に移行していくにつれ、ブラウザからの利用で十分に用が足りてきたことから、最近では全く使わなくなっていました。しかし、LOOX Uで使うとなると、前述のとおり、ブラウザ版では起動が遅くて使い物にならないので、常駐可能かつデータがローカルにあるため処理が速いアプリ版であれば、何とか使えるのではと思った次第。


 改めて使ってみると、アプリ版、結構便利ですね(^^;
 各ペインの幅を自由に変えられるので、LOOX Uのような画面が小さいマシンでも使いやすく設定できますし、また、動作も思った以上に軽快です。
 様々なショートカットキーが使えるのも便利です。特に、一覧でメモを選択してCtrl+Enterを押すことで、別ウィンドウを開いてメモの内容を編集できるのは、画面の小さいLOOX Uでは大変便利です。しかも、このウィンドウはEscキーだけで閉じられるというのも素敵。新規メモを作成して文章を入力して閉じるという一連の作業が、

  Ctrl+N→Esc→Ctrl+Enter→Esc

という流れで出来て快適です。


 複数のメモをマージするという機能も何気に便利。同じようなネタでも別のメモに分けて書くことも多いので、編集の際、コピペ作業ではなく、マージ一発で1つのメモにできるというのは楽です。


 改めて使ってみてその快適さに結構気に入ったEvernoteですが、残念なのは、Android側のEvernoteが、こと文書編集という点ではあまり軽快ではないという点。AK Notepadなどを使っていると、とてもEvernoteで文章入力しようとは思いません(^^;
 AK Notepadでメモ書きし、それをインテント(共有)でEvernoteに登録した上で、PC側で読み込んで編集するという使い方がベターかと思いますが、それもちょっと胡乱。やっぱりテキストエディタ+Dropboxにするしかないのかなあ。