Pro+を買ってみた

 Droid Proの中古を買っていろいろ遊んでいるうちに、フロントキーボードの快適さに目覚めてしまいました。そこで続いて白羽の矢を立てたのが、Motorola Pro Plus。
 CM7.2を導入し、イオンSIMも使えるようになったDroid Proに不満があるわけではないのですが、Pro+の方がより高精細で、より軽く、よりバッテリー容量が大きいので(^^;
 それに、そろそろ入手が困難になりつつあるような話もあったので、今のうちに購入しておくほうがいいかなと(^^;


  


 今回の購入先はこちら。


  Motorola PRO Plus MB632 バンド125 Android 2.3 SIMフリー (並行輸入品の日本国内発送) / スピードビジネスショップ


 少々お高いのですが、まあ新品ですしやむを得ないかなと*1。注文があってから買い付けたようで、実際の発送は注文から7日後くらいになりました。
 購入したのは、MB632という欧米用モデル。システム情報などを見ると、BellMobilityというカナダのキャリア用のマシンのようです。


 使えるようにするまでに注意しなければいけないのは、最初に何かSIMを入れておかないと、起動時の初期設定で先に進まないということくらいでしょうか。Morelocale2で普通に日本語設定ができますし*2、標準のままAPN設定だけででイオンSIMも使えますし、Droid Proに比べたら素直なものです。
 バッテリーが結構キツキツで、外すのが大変なくらい。SIMとmicroSDカードの入れ方が、単に金属製スロットに差し込んでいるだけで、非常に不安定に見えます。特にmicroSDなどロックがあるわけでもなく、単にゴム製の押さえで一定以上スライドしないようにしているだけなので、何かの拍子に外れてしまいそうです。
 そういった構造の簡素化の効果か(^^;、バッテリー容量がDroid Proより多いにもかかわらず、実測122gとDroid Proより約10g程度軽くなっています。10gではありますが、持ってみると明らかに軽いです。
 それでも、前面から見える枠部分には金属を使って高級感を出しています。裏面はプラスチックですが、Droid Proに比べると柔らかな感触で、筋状の凸凹を波型に付けることで滑り止めにしつつ手触りを良くしています。
 画面が高精細なのはいいですね。Droid Proでも困ることはありませんが、Pro+をみてからProを見ると、やはりアイコンの輪郭など少しぼやけて見えます。ジョルテの75%表示など、Proでは使い物になりませんが、Pro+なら十分実用的です。
 PCの世界では一般的な640×480の4:3というサイズは、Androidの世界では珍しいようで、この画面サイズに対応していないアプリについては、各アプリごとに表示を画面いっぱいにするか縦横比を維持したまま拡大するか選択できるようになっています。


 rootedとかキーマップの変更とかは、こちらのサイトを参考にさせていただきました。


  X02HTでただ書き: Motorola Pro+のrootとキー置き換え


 フォント変更はDorid Proと同様で問題なく。マーケットの表示は比較的素直で、Dorid Proのように小細工しなくても問題なく表示されました。


 暫く使っていたら、OTAで55.10.3900というバージョンのアップデートが来たので、入れてみたところ、残念ながら上の方法ではrooted不可能に(^^; ダメ元と思いつつ、こちらにある2.3.6用ツールを使ってみたところ、何とか再rootedできました。
 ちなみに、OTAアップデートは差分アップデートだったようで、変更したフォントやキーマップはアップデート後も引き継がれていました。


 購入して最初のうちはDroid ProとPro+をその日の気分で取っ替え引っ替え使っていましたが、Pro+の方がやはり画面が見やすく、軽く、バッテリーのもちもいいので、今ではすっかりPro+がメインになってしまいました。
 現状、Pro+はrootedするのが精一杯なので*3、Droid Proほど面白味がありませんが、普段使いとしてはこちらの方がいいかなあというところで。
 持った時のバランスはDroid Proの方が僅かに縦長で好みなんですけどね。

*1:注文した後、いつものじゃんぱらで中古品がもう少し安く売られているのを発見し、少々損した気分になったのは内緒です(^^;

*2:設定メニューなどほとんどが英語のままではありますが。

*3:自分の実力的に。