ヘッドホン続報
ノイズキャンセリングヘッドホンMDR-NC11Aの続々報です。
先日も書いたとおり、耳栓型のヘッドホンであれば、あえてノイズキャンセリングタイプでなくてもいいのではないかと考え、電気屋に行って、オーディオテクニカのATH-CK5という耳栓型インナーイヤー・ヘッドホンを買ってきました。理由は、LOOP SUPPORTという、その形状からです。耳栓型は、耳に差し込んでいるだけなので、ちょっとした振動などでも簡単に抜けてしまうことがあります。その点、このATH-CK5は、LOOP SUPPORTが耳に引っかかり、力がかかっても抜けにくくなっているのです。
ということで早速使ってみたのですが、びっくり、遮音性が全く違う。
普通のヘッドホンに比べれば遮音性は高いですが、MDR-NC11Aに比べると、雲泥の差があります。ノイズキャンセリングをオフにした状態でさえ、全く比べ物になりません。耳栓型ならみな遮音性が高いものと思っていたのですが、どうやら違うようです。
仕方がないので、再びMDR-NC11Aを使うことにしました。取り回しがやや不便ですが、まあ、だんだん慣れてきましたし。
ATH-CK5に比べて抜けやすいという点については、ケーブルが引っ張られたりすると抜けやすい左の耳だけ、イヤーピースを大きいものにすることで解決しました。
ところで、MDR-NC11Aですが、ノイズキャンセリングをオンにしていると、時々、「ビッ」という感じでノイズが入ることがあります。このヘッドホンの旧型は、近くでFOMAが送受信しているノイズが入るとのことでしたが、改良型である現行機は、そういうこともなくなったと聞いていたのですが。どうも、電車に乗っている際に、駅に近づく特定の地域でノイズが発生しているようなので、電車の制御信号などが混信するのかもしれません。