Evernote 2.0 for Android はいい感じ

 AK Notepad+Evernoteの態勢から、すっかりCatch Notes一本に移行するつもりだったのですが、ツイッターでEvrenote 2.0 for Android betaの情報をいただき、早速入れてみたところ、これがなかなか快適(^^;
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 2.0になって一番大きく変わったのは、メモをノートブックごとまたはタグごとに表示することができるようになった点。
 今までのAndroidEvernoteアプリは、すべてのメモを時系列で一覧表示することしかできなかったので、それがどのノートブックに保存されているのか全然分かりませんでした。iPhoneのアプリは、ノートブック順に並べる機能があったので、まだ良かったのですが、Android版のアプリにはそういった機能もなく、そこが非常に不満でした。


 私は、Evernoteでは、InboxとStockのノートブックを作り、未整理のもの、作業中のものをInboxにとりあえず入れておき、整理が済んだらStockに移すという処理をしています。要はフローとストックを分けて管理するという方法です。常時閲覧するのはInboxの中のものだけで、Stockに入れたものは見ないようにしておき、必要があれば検索で引っ張り出してきます。こうすることで、不要なノイズは視界に入れず、処理が必要なものだけに集中することができるわけです。
 この方法は、Windows MobileでTomboを使ってメモを取っていたころから行っていた方法で(TomboではInboxとStockのフォルダを作っていた)、かれこれ数年はそのやり方でやってきたことから、すっかりそれに慣れてしまい、Evernoteを使うようになってからも同様の方法を使い続けています。
 そのため、ノートブックごとにメモが表示されないというのは、非常に不便だったのです。
 それが、今回の2.0では、ノートブックごとの表示が可能となり、これでやっとAndroidEvernoteを単なる入力ツールとしてだけでなく、閲覧ツールとして使えるようになったという感じです。


 すべてのメモの一覧表示しかできないというのは、実はCatch Notesも同様でして、そこは不便に感じていたのですが、従前のEvernoteアプリと比べれば、ラベルで即座にフィルタリングできる点、全体の処理速度等、Catch Notesの方が優れていたので、Evernoteとは手を切ろうと思っていたのです。ところが今回の2.0の出現で状況は一変(^^; 前述のとおり、ノートブック等ごとに表示するメモを区分けすることができるようになりましたし、処理速度も以前に比べればだいぶアップしています。こうなると、今度はEvernoteの方が優勢になってきました(^^;

 
 ということで、再びAK Notepad+Evernoteの運用に戻そうかなと思っています。AK Notepadの代わりにCatch Notesを使ってもいいのですが、AK NotepadならメモのタイトルもEvernoteに送付できるので(Catch Notesにはタイトルの概念がないので、Evernoteに送ると無題ノートになってしまう)、両者で運用する方が便利かなと思います。
 もちろん、Catch.com経由の同期機能は利用しますが。Milestoneとdynabook AZのように、複数のマシンを使う際には、どちらでも編集できるということは重要ですから。ちなみに、iPhoneにもCatch Notesアプリを入れたので、いざとなったらiPhoneでも編集できます(^^;


 

 Evernote 2.0をdynabook AZに入れるとこんな感じ。少々間延びしますね(^^; キーによる操作が可能なのは、上部のツールバー部分のみ。それより下は、カーソルキーによる選択やスクロールができず、タッチパッドを使わないといけないのがちょっと不便です。そこが改善されれば完璧なのになあ。