LOOX Uに入れたツイッタークライアント「Crowy」「Azurea」

 VAIO Pでは、ツイッタークライアントとしてJanetterとWebアプリのTweetDeckを使っていました。しかし、これらをLOOX Uで使おうと思うと少し問題が(^^;
 Janetterの問題点は、とにかく起動が遅い。勿論、普通のスペックのマシンなら問題ないわけですが、AtomZごときになると、起動してTL読み込んで使えるようになるまでに、途方もなく時間がかかる。2.0GHzのVAIO Pですらそうなのですから、いわんやLOOX Uをや。一旦起動してしまえば、複数TLを常時把握できて非常に便利なんですけど。*1
 一方TweetDeckは、Webアプリと思えばまあまあ使いやすいのですが、LOOX Uの場合、自分がChromeで見易いと思う150%拡大に設定すると、右端の3列目のカラムが途中で切れてしまい、見ることができなくなるという問題が。そのため、やむなく125%拡大で使っていたのですが、これだとCatchのメモなどが細かすぎて編集どころか閲覧すらする気になりません。
 そんなことで、何か軽くて使いやすいツイッタークライアントがないものかと探していて見つけたのが、「Crowy」と「Azurea」です。

Crowy


  Crowy - Social Communication Dashboard


 こちらはTweetDeckと同様、マルチカラム表示が可能なWebアプリで、Googleアカウントでログインすることで使えるようになります。
 個人的に、Crowyで一番気に入ったのは、表示設定を「コンパクト」にすることで、LOOX UでChrome 150%拡大表示にしても、3列表示されたという点(^^; ちなみに、144%拡大して使っているVAIO Pでは4列まで表示できます。これならTweetDeckの代用として使えるかなと。
 ただ、残念なのは、1カラム当たりに表示できるツイート数がTweetDeckより少ない点。上部のUI部分に幅を取られすぎているように感じます。一般的なPCの画面なら大きな問題はないのかもしれませんが、LOOX UやVAIO Pのような小さい画面だとちょっと厳しいです。しかも、TLの更新間隔が比較的長めなので、更新されたと思ったら1画面に表示される量を超えてしまい、スクロールしないと読めなくなってしまいます。
 あと、画面が白地でかつ文字のコントラストが低いので、少し読みづらく感じます。個人的にはTweetDeckのように黒地に白字の方が読みやすいですね。
 とはいえ、機能的には不足はありませんし、頻繁に更新もされているようなので、LOOX UではTweetDeckではなくCrowyを使ってみようかなと思います。

Azurea


  リリース - Azurea Wiki


 Azureaは、W-ZERO3 AdvancedやEM・ONEでお世話になっていた、Windows Mobileツイッタークライアントですが、そのWindows移植版があるということを聞きまして、インストールしてみました。
 Azureaといえば、キーボードによる操作が可能という点がポイントでしたが、そこはWindows版にも引き継がれていて、基本的な操作はキーボードで行うことができます。LOOX Uのように、変則的な位置にポインティングデバイスが付いているマシンでは、非常に便利です。また、起動が軽快だという点もポイントが高いです。LOOX Uで使っていても全く不満を感じません。
 シングルカラムなので、HomeのTLを見るのが基本です。リストなどを見ることもできますが、その度に表示するリストを選択しなくてはいけないので、あまり実用的ではありません。その辺は前述のCrowyに任せ、お手軽なツイッタークライアントとして使えばいいかなと考えています。

*1:昔EeePC901Xに入れてTL垂れ流しに使っていた時は、時折メモリ不足になって再起動していたけど、最近は改善されたのかなあ。