久々にdynabook AZをいじってみた
Ubuntu 11.10が公式対応した際にインストールしてみたものの、そのもっさりさ加減にそのまま放置状態にしていたdynabook AZ。後は朽ち果てていくだけかと思っていたのですが、ネットやツイッターでちょっと面白い情報があったので、久しぶりに火を入れてみました。
Ubuntu 12.04対応
まず一つ目はUbuntu 12.04LTSが正式公開され、今回もdynabook AZ用のイメージが用意されたこと。
入れてみた方の話をネットで見ると、どうやら11.10よりも幾分かもっさり感がなくなっているとのことだったので、それなら使い物になるかもと思い、インストールしてみました。
インストール方法は、11.10と同様、こちらのサイトからboot.imgと本体ファイルをダウンロードし、boot.imgはnvflashで書き込み、本体ファイルはそのままSDカードに入れてAZに差し込み。起動するとSDカードの内容が書き込まれます。
入れてみた感じでは、確かに少し軽くなった気がします。アプリの起動も、まだまだ待たされますが、起動してしまえばそれなりに使えます。最近、LOOX Uで遅いPCにも慣れたということもありますが(^^;
ところが、これならUbuntu運用でもいいかなあと思っていた矢先、ツイッターから凄い情報が流れてきました。
第3のIME、日本語フルキーボード for Tablet
今まで、dynabook AZについては、標準で搭載されているFSKARENと、SKKというIMEしか使えない*1とされてきました。しかし、ここに来て新たなIMEが登場したのです。それがこの日本語フルキーボード for Tabletです。
詳しい仕組みは分かりませんが、アプリの設定で半角/全角をShift+Spaceなどに割り当てれば、日本語入力が可能となるとのこと。
タブレット用と銘打っているのに、AZのようなキーボードマシンに対応してくださるとは素晴らしい。
ということで、せっかくUbuntu12.04にしたのですが、今度はロシアンv4b ROMを焼き付け、再びAndroidマシンとして復活させました(^^;
で、実際にインストールして使ってみたところ、確かにちゃんとIMEがオンになって、日本語が入力できます。これは本当に素晴らしい。
変換エンジンにはOpenWnnを使っているとのことで、FSKARENよりはよほどまともに文章が入力できます。
ただ、残念ながら処理が少しもっさりで、私が入力する速度ではキーの取りこぼしやキーを押した順番が入れ替わるなどの現象*2が発生してしまうため、必ずしも快適に入力することはできません。今もこの文章をこの環境で打っていますが、結構つらいです(^^;
予測変換&候補表示を切ってもあまり変わらない気がします。逆にあえてそれらをオンにした方が処理状況が目で見えるため、精神的に安定して入力できるような気がします(^^;
もう少し速度が上がれば常用できるかもしれませんが、現状ではちょっと厳しそうです。
仕方ないから、もう一度Ubuntu入れ直そうかなあ。