PQBoxを入れる

 W-ZERO3はキーボードが装備されているので、入力速度は比較的速いわけですが、キータッチはできる限り減らしたいと思うのが人情。やはり予測変換ができたらと考えます。

 そこでPQBoxを導入してみることにしました。最近SONYの携帯などに採用されている予測変換システムに「POBox」というものがありますが、PQBoxは、これをWindowsCEのキーボード機で操作しやすいように改造したものです。さらに、それをキーボードのないPocketPCでも使い易いように改変したものがあったので、これを入れてみます。

 PQBoxが「使える」かどうかは、予測変換のためにどれだけ優秀な辞書を用意できるかで決まります。標準のPQBoxには辞書が付いていないので、別途用意する必要があります。最初、PQBoxのページで紹介されているこちらの辞書を入れたのですが、残念ながらあまり優秀な辞書ではありませんでした。そこでネットで探したところ、こちらの「富豪辞書」を発見、使わせていただきました。

http://fepunch.hp.infoseek.co.jp/omake/fugodic4ce.html

 サイズが1.7MBほどもありますが、その分辞書の内容は充実しています。特に例文辞書が充実しているのが素晴らしい。次の単語が予測されてこそ、ストレスのない入力ができるというものです。

 「かいぞう」と入れると、候補に「改装(かいそう)」と、濁点がないものまで表示されるのは、フルキーのW-ZERO3には必要ないかな、とも思いますので、その辺削れば、もう少しサイズが小さくできるかもしれません。と思ったら、辞書データ上は濁音は無視されているんですね。残念。

 PQBoxをキー操作でオン・オフする方法については、こちらのブログを参考にしました。

http://w-zero3tips.seesaa.net/article/11401694.html

 使っていると辞書が強化されるということなのですが、セットアップで「学習」にチェックを入れないと機能しないのでしょうか。最初チェックを外して使っていたら、全然賢くならなかったのですが。セットアップの詳細情報、どこかにないでしょうかね。

 後はこれで、Palm同様、インライン入力ができれば完璧なのですけど、きっと難しいんでしょうね。

 暫くはPQBoxを使ってみて、辞書を鍛えていきたいと思います。