Xperia ProにLegacyXperia CM10.2を入れてみた

 最近はメインマシンとしてDroid Pro+を使っていて、これはこれで満足ではあったのですが、やっぱりもう少し画面サイズが大きいほうがいいとか、やっぱりGBはいろいろ微妙とか、どうせならもう少し快適に文章を書く環境を整えたいなあなどと思っていたところ、なかなか良さそうなROMがあったので、久しぶりにXperia Proに火を入れてみました。

 Xperia Proについては、ICSベースのカスタムROMを入れて使っていたのですが、クロックアップしても時折引っかかるように遅くなることがあり、より快適動作のDroid Pro+に切り替えていました。しかし、ググってみたところ、最近はICSより軽快なJBベースのROMも出回っているようだったので、そちらを入れてみることに。

 今回試してみたのは、LegacyXperiaというROM。こちら、CM10を改造してXperia Proなど2011年版Xperiaで使えるようにしてくださったもの。
 現状Stable版はCM10.1ベースまでですが、NightlyであればJB4.3.1ベースの10.2が使えるようなので、試しに導入してみました。ちなみに、自分が入れたのは、20131024バージョン。


 ROMはこちらから。Googleアプリはこちらから。

 インストールはこのあたりを参考に。

 落としたzipの中に入っているboot.imgをfastbootで書き込んで、zip本体はmicroSDに。

 電源入れてVol-ボタンを連打しているとCWMに入れるので、そこからzipをインストールしてWipeとかすればOK。


 JBベースは思った以上に快適でした。ICSベースの際には必須だったクロックアップをすることなく十分使うことができます。少々動作が不安定な感もなくはないですが、まあ許容できる範囲かと。

 設定でバイブの振動を強化できるのもいいですね。Xperia Proはバイブが少々弱いので。

 少々残念なのは、バッテリーの減りが少々速く感じられる点。SIMを入れていないのにセルスタンバイでバッテリーが消費されるような表示がなされるのが少々謎。通話可能SIMを入れるとセルスタンバイ時の消費も改善され、SIMなしより逆にバッテリーがもつような気がします。


 一応、標準のホームアプリであるTrebuchetの動作が少々不安定だったので、NOVA Launcherに変更しました。

 アプリケーション用メモリの少なさは、microSDにextパーティション切ってLink2SDを使うことで何とか解消。まあ、これはLegacyXperiaが悪いわけではないですが。


 とりあえず、KitKatベースROMが出てくるまでは、これで行こうかと思います。