最短で結果が出る超仕事術
- 作者: 荘司雅彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/24
- メディア: 単行本
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実のところ、この本で一番知りたかったのは、突発的な仕事にどう対処したらいいのか、ということ。弁護士という仕事柄、きっと起こるであろう飛び込み案件にどのように対応しているのか知りたかったのです。
結論的には、そのための対処法として紹介されていたのは、「仕事を前倒しに処理して、余力を作る」ということだけでした。残念。
結局、飛び込み案件に対処するには、バッファーとしての空き時間を作っておくしかないんでしょうかね。
さて、本の内容については、「おわりに」にもあるとおり、様々なフィールドで共通して使える知恵やノウハウを紹介するということで、テクニカルな面までは説明されていません。そのため、ハックのように、読んだものをそのまま使えるとは限りません。
特に
- 自分で仕事が選べる
- 秘書がいる=アウトソーシングが簡単にできる
という、弁護士という職業ならではの利点は、少なくとも私にはないものなので、それを前提としている部分については、あまり役に立ちませんでした。
結局、著者がどうやっているかという点しか書かれていないので、著者が意図したほど汎用性は高くないと思います。