無線LANルータを交換する
去年の1月に購入し、約1年にわたり使ってきたコレガの無線LANルータ、CG-WLBARGNHですが、思い切って買い直すこととしました。
一番の理由は、前にも書いたとおり、WindowsMobileマシンとの相性が非常に悪く、どうしても繋がらなかったこと。それ以外にも、普通にPCで使っていても少々安定性が悪いということもありました。
暫く前から買い換えるかどうか悩んでいたのですが、1年経ったしいいかなと。
新しく買ったのは、バッファローのWZR-HP-G300NH。
BUFFALO Air Station NFINITI HighPower Giga 11n/g/b対応 無線LANアクセスポイント WZR-HP-G300NH
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2009/04/01
- メディア: Personal Computers
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特段理由はないのですが、コレガの製品でちょっと痛い目に遭ったということと、安売で1万円を切っていたこと、比較的ハイスペックな製品なので、暫く買い換える必要がなさそうだったこと、閉店間際に駆け込みで買ったので、あまり考える時間がなかったことなどがありまして(^^;
買ってみて分かったのですが、バッファローのルータって、原則として専用ソフトを入れるようになっているんですね。後で環境を変えるときにいろいろ問題が出るので、こういうものであまり環境を汚したくないのですが。とはいえ、どんなものか分からないので、やむなく母艦にインストールしていろいろいじってみたところ、どうやら必ずしも入れる必要がないことが判明。
インストールされるツールは
の3つ。
1については、結局、単にブラウザを自動で開いてルータにアクセスするツールと判明。ブラウザからルータのIPアドレスを直打ちするだけで同じことができるので、必要ありません。
2については、通常PCに標準で入っている無線LAN管理ツールを置き換えるもので、バッファロー独自の自動設定機能であるAOSSを使おうというのでなければ、標準機能で十分代用可能。無線LAN関係のツールが複数入ることによる不安定性を考えたら、逆に入れない方がいいのではないかと思ってしまいます。
3はPCの設定環境を見るためだけのツールなので、あれば便利ですが(2が標準機能の置き換えだということは、このツールで確認して分かったことです)、なくても特段困りません。
ということで、母艦以外のPCについては、ソフトを入れずに設定、母艦についても速攻アンインストールしました。
初心者のことを考えて、専用ソフトをインストールさせるという考え方なのは構いませんが、インストールしないでやるやり方をもう少しきちんと書いておいてほしいところです(特にルータ設定については説明が少ない気がする)。
さて、とりあえず導入は無事成功し、各種無線LAN機器の設定も終わり、それぞれ無事にインターネットに繋がるようになりました。幸い、WindowsMobileとの相性問題もなく、アドエスも無事に電波をつかんで無線LA経由でネットに繋がり一安心(Operaの速度が劇的に変わったりしなかったのは残念(^^;)。
これで大丈夫かと思っていたところ、新たな問題が発生。同一LAN内の各PC間で接続できなくなっていたのです。
一番最初に気づいたのは、先日ご紹介したFantasy Remoteの動作確認をしようとしたときのこと。新たに振られたIPアドレスに設定しているのに、どうしても接続できません。さらに、iPhoneのGoodReaderで無線LAN転送を試してみたのですが、こちらも認識されず。
IPアドレスはルータのDHCP機能で自動的に振られているわけですから、IPアドレスが同一ドメインにないとか、IPアドレスが重複しているといった設定上の問題があるわけではありません。
いろいろ試した結果、最終的には、IPアドレスの設定を元のコレガの時と同じにしたら直りました。バッファローのルータは標準で192.168.11.1のIPアドレスが設定され、192.168.11台でIPアドレスを割り振る設定になっているのですが、具体的にはこの「11」の所を元の設定に戻したところ、無事にPCもiPhoneも認識されるようになりました。
原因は今ひとつよく分からないのですが、Windowsのファイアウォール(もしくはもっと本質のドメイン管理システム自体)が、IPアドレスまで認識し、かつそのIPアドレスが更新されない状態であった可能性が高いのかなと思っています。
そういえば、Windowsのファイアウォールって、pingすら受け付けないんですね。試しにping打ったら無反応だったので焦ってしまいました(^^;