レバレッジ時間術


 レバレッジシリーズの時間編。
 一言で言えば、いかに時間を投資するかという本です。
 例えば、一度、効率化を図るための仕組みを作ることに時間を投資すれば、その後、その仕組みを使うことで、どんどん時間短縮が図れる。すなわち、当初投資した時間が何倍にもなって帰ってくるというわけです。これがいわゆるレバレッジの所以です。

 時間は有限であり、その時間を有効に使うということは、後々時間を作り出すものに投資をすることしかないという考え方。ちなみに、時間を作り出すものとしては、先に挙げた業務の効率化のための手順だけでなく、時間をかけなくても儲かる仕事、仕事をしなくても生きていけるだけのお金を稼ぐ方法なども含まれます。そういう点では、スキルアップのために学習に時間を投資するのも立派なレバレッジ時間術です。

 読んでいて一番思ったのは、時間の使い方の概念を変えないといけない、ということ。自分自身を振り返ると、決して効果的に時間を使っているとは思えません。もっと効果的な時間の活用を考えないといけないなあとつくづく思う次第です。