六度法シートを自作する

 先日ご紹介した六度法ですが、結構効果があるような気がしてきました。

 ただ、何も目印がないところで、いきなり「6°」の線を引くのは難しいです。

 本には、最初から6°の斜線が等間隔に入った練習用紙が付いています。これを紙の下に敷き、斜線をすかし見ながら書けばいいのではないかと考えました。

 最初は、本の練習用紙をコピーして使おうと思っていたのですが、本自体がB5変形版であり、通常使っているA4用紙にぴったりと合わないサイズで、やや使いづらく、また、どうせなら、本には付いていない6mm罫用のシートも欲しかったことから、いっそのこと自分で作れないかとひと思案。

 単純に考えて、6°のtanを計算し、縦と横の比率を出せばいいのではと思い、早速、何年かぶりで関数電卓を引っ張りだして計算してみたところ

 tan 6°=0.105・・・

 つまり、横に1cm行ったら、右上に1mm上がる線を引けば、ほぼ6°の線が引けるわけです。ここまでくれば、後は適宜のツールを使って線を引くのみ。
 ちなみに、私はエクセルを使って作成しました。